貨幣の種類

わたしたちが日常で使用しているお金、貨幣は経済社会を築く上で重要な働きをしており、これは世界の各国でも同じであるため、それぞれの国や地域に手流通している貨幣、つまり通貨が存在しています。

国や地域をまたいで製品を輸出したりサービスを提供する場合には、それぞれの国の通貨と通貨の価値の違いを決定してやり取りをする必要があり、これを行っているのが外国為替市場になり、その価値の違いを調整しているのが為替相場という事になります。

外国為替市場において日本の円は、変動相場制という需要と供給によりその価値を自由に変動させる制度にて取り扱いがされており、為替市場が開いている間は常に止まることなく変動を続けています。

こうした外国為替市場の相場変動を利用した投資取引があり、それが外国為替証拠金取引、いわゆるFX取引になります。

FXでは、異なる2つの通貨を互いに売買し合いながら、為替相場のレート変動を利用して利益を上げていくことになりますが、それぞれの国の貨幣の種類によって、その相場変動の仕方に違いがあります。

外国為替市場に最も流通しており、その取引量も世界で最大の通貨が、アメリカが発行している米ドルになります。
この米ドルは、世界の通貨の価値の基本となる基軸通貨と呼ばれるものになり、投資目的での取引はもちろん、実際の輸入や輸出といった貿易が行われる際にも、米ドルがそれぞれの国の通貨でない場合でも、共通に取引が行え信用性が高い米ドルを利用した、米ドル建ての取引が盛んにおこなわれています。

また、FX取引で米ドルを考えた場合、その取引量の多さなどから為替レートの変動が穏やかであるため、極端に相場が変動して大きな損失を被る可能性が低いという事が特徴として挙げられます。

これに対し、かつての基軸通貨であったイギリスの英ポンドは、高い知名度を持っているものの、現在では流通量が少なくなっています。
こうした事から、英ポンドを使ったFX取引では、売買注文の動向によって為替レートが大幅に変動することが知られており、これにより一回の取引で大きな利益を出すことができる反面、損失を被る可能性も高いというハイリスクハイリターンの通貨とされています。

一方、オーストラリアのオーストラリアドルは、自国が豊富な資源産出国であることなどから、通貨の金利が高くなっており、このオーストラリアドルを買って長期間保持しておくことにより、この金利を受け取ることによって、頻繁な取引を行うことなく利益を得る事ができる事が知られています。

こうした通貨の種類による相場変動の違いを理解しておくことによって、通貨を利用したFXでの投資取引を有利に運ぶことができるのです。