貨幣の機能

わたしたちが日々の生活を行っていく際には、さまざまな場面において貨幣を利用し、その機能に助けられています。

この貨幣、つまりお金にはいろいろな機能がありますが、その中の一つに、いろいろな物などに対して、その価値を測る尺度として利用することができるというものがあり、これを通じてわたしたちはその物などの価値を知ることができるのです。

よくある話ですが、例えばバーゲンセールなどで服を買ったった場合、友達などからその値段を聞かれることなどがあります。
これはつまり、その友達はその服に対しての価値を、値段から測ろうとしているという事になるのです。
そうしてその服の値段を聞いて、自分の中で思っているその服の価値と、実際の値段がつけられた価値とを比べて、割高と判断したり、お得な買い物だと判断したりするわけです。

また貨幣には、いろいろな物やサービスの価値を交換するという機能も持っており、わたしたちは、この機能を実に有効的に用いています。
わたしたちは、一般的に労働をすることによってその対価としてお金、つまり貨幣を得ることになります。
つまり、わたしたちが労働という形で企業などにサービスを行い、そのサービスに対して価値がつけられて貨幣が支払われるという事になっています。

また、わたしたちはこの給与などのお金を用い、食事をしたり商品を買ったりして対価としてお金を支払います。
つまり、わたしたちが働くことが物を買うことなどに繋がっており、その間の橋渡しをし、価値を交換しているものが貨幣なのです。

さらに貨幣には価値の保存という機能もあり、いろいろな物の価値を貨幣に買えておくことによってその価値を変えずに保存することができます。
例えば、食べ物などは腐敗によってその価値を失いますし、例えば建物などのような無機物であっても、経年劣化によってその価値はどんどんと下がっていくことになりますが、この価値を貨幣に換えて持っておくことでその価値を変えずに保持することができるのです。

このほかでは、貨幣には時間と場所の制約を受けずにその価値を交換できる、という機能も持っています。

例えば、インターネットでの通販などは、売り手と買い手が遠くに離れていても、同じ貨幣という価値を持つ事によって、その仲立ちをし、取引の交渉を簡単にする事ができるのです。
このように、貨幣には場所の制約を受けずに価値を交換する機能があります。

また、貨幣を貯めておくことによって、その価値を保存しておき、時間をずらしてこれを利用することができます。
例えば、老後の豊かな生活を目指して若いうちの労働力をお金に換えて保存しておくことができるのです。
これ以外にも、例えば企業など債券を発行して融資を受け、事業を行ってお金を生み出して、債権者に償還するという行為も、貨幣による時間の制約を受けない機能の大きなものでしょう。