貨幣経済

貨幣経済とは、貨幣、つまりお金によって物やサービスの交換を行っている経済の事を指しており、わたしたちの生活の基本となっている経済になります。

この貨幣経済は市場経済の大きな要素となっており、通貨を媒介とすることによって物やサービスを交換する、つまりこれを買ったり売ったりすることを行っている経済の事になります。

市場経済の特徴の一つは、自由に売りた物を売ったり買ったりする事ができるという事になり、こうした事を経済の自由と呼んでいます。
この経済の自由を活用するために、その交換の橋渡しをする貨幣は必要不可欠のものになり、このような行動から利潤を追求していく生産活動の仕組みの事を、資本主義経済と呼んでいるのです。

この貨幣経済に支えられた市場経済には、市場原理というものが働き、その経済圏における物の価値の変動を安定させる働きがあります。
これが需要と供給の関係になり、需要が高まれば高まるほど、その物の価値は高くなっていき、また、需要が低くなれば低くなるほど、そのものの価値は低くなることになります。

一方の供給についても、同じように価値の変動の要因となっており、供給が多くされればされるほど、その物の価値は低くなっていき、逆に供給が少なくなれば少なくなるほど、その物の価値は高くなっていくことになるのです。

こうした需要と供給のそれぞれの特徴により、その物の価値は、それぞれの適正な共通の価値である、均衡価格に近づいていくことになります。

例えば、市場に物が少なくなれば高い価値が出るために。利益を求める人たちが増えることによって、市場に物が提供されることになって供給が安定していきます。
また、物に対して多くの人たちが殺到してその価値が高くなれば、その価格に手が届かなくなり買い控えが始まることで需要が減って価値が下がることになるわけです。

こうした市場経済による需要と供給の働きの事を、見えざる神の手といい市場経済における市場原理と呼ばれているのです。

このような市場経済を形づける大きなものが貨幣によってその物やサービスを交換できる貨幣の存在であり、共通の交換媒体である貨幣によって、それぞれの価値が違う物やサービスを交換することが可能になります。

また、貨幣は保存しておくこともできるため、その価値を保存し、これを貯めて大きくして行く事や、この貨幣の価値を第三者に貸し出しすることもできます。

例えば国や地方公共団体、企業などに貸し出すことによって、その利子を受け取って増やすといった投資、債券投資などにも使えることになるのです。